
ボレーbolle
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ボレー X800 タクティカル ゴーグルbolle X800 Tactical Goggle
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bolle(ボレー)“X800”タクティカル・ゴーグルは、既存のタクティカル・ゴーグルとは一線を画する様々な特徴を備えたモデルだ。 まず特筆すべき特徴として、フレーム本体とレンズの間に、通気用の隙間を設けたフローティング構造(有気孔フレーム)の採用が挙げられる。 耐衝撃性に優れたポリカーボネート製の高強度クリアレンズには、あらかじめ耐傷・防曇コーティングが施されており、 さらに大胆なフローティング構造のベンチレーションにより、常にゴーグル内部の空気が循環されるため、レンズ表面が曇り難く、 湿度の高い極端な環境下においても常に良好な視界を着用者に提供する。 また、高強度レンズはUVカット100%(400NM)の性能を誇り、太陽光線から発せられる有害な紫外線から眼球を保護する。 続いて特筆すべきは、小型軽量なロー・プロファイル・デザインの採用だ。 従来の一般的な大型タクティカル・ゴーグルに比較して、フレーム本体自体が非常に薄く、上下幅も必要最低限に留められている。 そのため、特にバリスティック・ヘルメットやNVD(Nnight-Vision Device:暗視装置)をはじめとした各種ヘッドギアとの併用に適しており、 本体重量も僅か約120gと軽量なので携帯の妨げにならない。 行動や射撃に支障をきたさない秀逸なデザインに加え、優れた防曇性能を誇るなど、市街地戦闘やCQB(近接戦闘)などの状況下に最適なタクティカル・ゴーグルである“X800”は、 同種の任務を強いられる世界各国の警察SWATや対テロ特殊部隊などに採用されている。 2000年代以降、我が国においても対ゲリラコマンドを主眼とした各種自衛隊の市街地戦闘訓練、 海上保安庁所属の対テロ特殊部隊である特殊警備隊“SST:Special Security Team”などで“X800”タクティカル・ゴーグルの使用が確認されている。 | |
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▲レンズの外側には耐傷コーティング、内側には防曇コーティング加工が施されており、通気性の高い大胆なフローティング・ベンチレーション構造とあわせて、湿度の高い極端な状況下においても良好な視野を確保できる。 さらに2010年代ころからは、旧来のコーティングに代わり、ボレーが独自開発した超防曇・耐傷プラチナコーティング技術“PLATINUM”加工が、X800を含むほぼ全ての製品レンズ両面に施されている(X800はライトコーティング)。 一般的に使用されている防曇コーティングは、結露などでレンズ表面に付着した水分を弾く疎水性が主流なのに対し、プラチナコーティングは水分を吸着分散させる親水性に特化。 レンズ表面に付着した水分が水滴になる前に水膜化し、レンズの縁まで水滴を弾くため、視界を継続してクリアに保つことができる。 その防曇効果は、独立した第三者研究機関が行う国際的な標準化規格試験において、最高水準レベルの100倍を上回る性能を実証した。 また、傷に対する優れた耐久性も誇り、アルコールクリーナーで100回レンズを拭きあげてもコーティング効果は持続する。 通常、防曇と耐傷コーティング加工を同時に施すことは技術的に困難だが、内側と外側のレンズ両面に施されたプラチナコーティング加工は、優れた防曇・耐傷性能を両立。 あらゆる環境下でも常にクリアな視野を保ち続けるプラチナコーティングは、常に集中力を求められるプロフェッショナルに不可欠な技術だ。 |
▲3mm厚の高強度クリアレンズには、透明性が高くガラスに比べて250倍以上の耐衝撃性能を有するポリカーボネート(エンジニアリング・プラスチック)を採用している。 フレーム中央上下、左右両側端に設けられた凹凸で固定され、レンズ交換も容易な構造だ。 本品のレンズは、戦場における飛翔破片や榴散弾など、国際的に認められた弾道防護および装甲に関するNATO標準化規格“STANAG 2920 NATO”において、個人用防護装具の破片耐性を評価するための国際的な抗弾基準“V50 Fragmentation Test(衝撃試験)”に合格。 同試験では規定の模擬破片飛翔体(FSP)が素材(レンズ)に対して高速発射され、素材を貫徹する確率が50%に達するまでの速度(V50)が算出される。 本レンズはFSPの速度が716km/h(199m/s)に達するまで、半数の貫徹を阻止する耐久性能を証明した。 なお、本試験はあくまでも爆発物などで生じた飛翔破片に対する防護能力であって、銃器から発射される銃弾への防弾能力ではない点に注意が必要だ。 比較的威力の低い散弾(バードショット)程度の貫徹を阻止する場合はあるが、当然ながら貫徹力に優れた拳銃弾などに対する効果的な防弾性能は期待できない。 通常、ポリカーボネートやアクリルなど性質の異なる有機ガラスを積層した透明型バリスティック・シールドの場合、一般的な拳銃弾の貫徹を安全に阻止(NIJ規格レベルIIIA以上)するには、最低でも15mm以上の厚みが必要だ。 |
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▲フレーム本体とレンズに通気用の隙間を設けるフローティング・ベンチレーション構造を採用。特に風が吹いている環境や着用者が移動している間は、内部空気が常に循環され、優れた防曇効果を発揮する。 外部フレームは耐衝撃性と軽量性に優れたデュポン社のZytel(ザイテル)エンジニアリング・プラスチック製であり、内部フレームは抗アレルギー性で手入れが簡単な軟質素材エラストマー・ラバー製だ。 ゴーグルのフェイス面で一般的なポリウレタン製スポンジ素材よりは、加水分解の作用でボロボロと劣化崩壊する致命的な影響を受けにくく、軽便なメンテナンス性も評価できる。 ただし、エラストマー・ラバー自体も大なり小なり加水分解による経年劣化は避けられないため、使用後は汗や皮脂などの汚れと水分を落とし、直射日光と高温多湿な環境を避けた風通しの良い冷暗所で保管することが望ましい。 伸縮性に優れた35mm幅のナイロン・ストラップは、長さ約73cmまで任意にサイズ調整可能であり、 全長比率160%の拡張性を有しているため大型のバリスティック・ヘルメットなどとも併用可能である。 | |
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▲ベルギーの大手銃器メーカーであるFNハースタル社製FN P90 PDW(Personal Defense Weapon:個人用防衛火器)を構える対テロ特殊部隊所属のタクティカル・オペレーター。 欧州の大手防弾装具メーカーLBA(Lightweight Body Armour)Internationalグループに属する 米国のRBR Tactical Armor社製“F6 COMBAT MKII バリスティック・ヘルメット”を頭部に装着し、 米国の大手プロテクトギアメーカーであるHATCH社製 の“オペレーター・タクティカル・グローブ SOG-L 100”を装着している。 FN P90は、拳銃弾を使用する旧来のサブマシンガンに近い小型軽量なサイズと軽便な操作性を維持しながら、新開発の小口径高速弾である5.7x28mm弾薬に準拠し、 ほとんどの拳銃弾の貫徹を阻止するNIJレベルIIIA規格の防弾装具(ソフト・ボディーアーマーやバリスティック・ヘルメット)を無力化する。 当初はライフルを装備できない軍隊の機械化部隊や後方支援部隊向けPDWとして開発されたFN P90だが、現在では防弾装具を無力化する高威力な“サブマシンガン”という存在意義を得て、 主に軍事組織や準軍事組織に所属し、重武装のテロリストやハイジャック犯などを相手とする対テロ特殊部隊、一般市民にも高威力なライフルや防弾装具が広く普及している米国において一部の警察SWATなどで運用されている。 対テロ特殊部隊や警察SWATの主要任務である市街地戦闘やCQB(近接戦闘)に特化したX800は、ゴーグルフレームの本体幅と 上下幅が必要最小限に留められた小型軽量なロープロファイル・デザインであるため、 バリスティック・ ヘルメットやNVD(Nnight-Vision Device:暗視装置)をはじめとした各種ヘッドギア との併用に適している。 また、同社の代表的製品であるX500のような旧来の大型タクティカルゴーグルは、固定ストックのライフルやサブマシンガンなどを構えた際、ゴーグルフレームの下部がストックに接触し、 視差の低いオープンサイトを使用した射撃に支障が生じる場合がある。 しかし、ロープロファイル・デザインが特徴のX800では、ゴーグルフレームがストックに干渉せず、無理なくサイトラインが確保できるため、 自然なシューティングフォームで射撃が可能だ。 | |
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