▲高機動車に牽引されてきた120mm迫撃砲RTを迅速に展開します。
▲カワサキKLX250がベースとなった偵察用オートバイに乗車し、待機中の偵察隊員。
▲ヒートプロテクション用のバラクラバを着用した96式装輪装甲車の運転手。
▲その手前で無線機による交信を行う隊員。顔面には擬装用のドーランが塗られています。
▲96式装輪装甲車の車上では、模擬戦闘訓練での空包射撃実施に備えて12.7mm重機関銃ブローニングM2のセットアップが行われています。 まずは機関部にガンオイルをたっぷり吹きかけます。
▲続いてベルトリンクで連結された空砲用のブランクカートリッジにもスプレー。やはり50口径は大きいです。
▲そして銃にブランクカートリッジをセット。
▲ガシャン! これで準備完了です。
▲155mm榴弾砲FH70も射撃準備完了。
▲完全武装の軽装甲機動車を先頭に、96式装輪装甲車、高機動車が続きます。
▲いよいよ模擬戦闘訓練開始。まずは敵情偵察のため観測機であるOH-6Dが低空進入します。
▲普通科隊員を乗せた軽装甲機動車も進入します。
▲上部ハッチには5.56mm機関銃MINIMIが積載されており、敵に対して空包射撃を実施します。
▲地上部隊支援のため、対戦車ヘリコプターであるAH-1Sが会場上空に飛来。
▲続いて多用途ヘリコプターであるUH-1Jも飛来。
▲ホバリング中のUH-1Jからレンジャー隊員がリペリング降下を実施します。
▲分解された81mm迫撃砲 L16(愛称:ハンマー)の組立てを実施する迫撃砲小隊。
▲81mm迫撃砲 L16は元々イギリス製で、国産の64式81mm迫撃砲の後継として平成4年度からライセンス生産されています。 重量38kgと同クラスの迫撃砲の中では格段に軽量であり、小型で主要パーツの分解・組立てが可能なため、少人数での運搬・運用が可能となっています。 最大射程は約5,600mを誇り、曲射弾道を描く迫撃砲の特性上、山岳地帯が多く高低差の大きい日本のような地形環境では山越しに砲撃でき非常に有用な攻撃手段のひとつで、 普通科中隊の主力火力です。ちなみに調達価格は資機材一式で約1,000万円ほど。
▲89式5.56mm小銃、5.56mm機関銃MINIMI、84mm無反動砲、110mm個人携帯対戦車弾を携行した完全武装の隊員が満載の高機動車。 普通科小隊の主力火力が勢揃いで、この車両だけでも結構な戦闘力です。
▲96式装輪装甲車の後部ハッチから完全武装の普通科小隊が次々と飛び出し、下車戦闘を展開します。
▲その後方では先に布陣した迫撃砲小隊が火力支援を実施します。
▲最後に84mm無反動砲を携行した砲手と予備弾運搬手が下車し、展開完了。
▲会場全体の布陣はこんな感じです。
▲敵陣地に対して前進する普通科小隊。
▲敵戦車を模した高機動車に対して、対戦車火力で攻撃を実施し、白煙を上げる敵戦車。
▲突撃に備えて敵陣地付近で障害除去の爆薬が起爆、敵の敷設した地雷原を無力化します。
▲普通科小隊が敵陣地に対して突撃を実施。後方では迫撃砲や車載機関銃で火力支援が行われます。
▲突撃と同時に上空には、AH-1Sが低空進入し、地上部隊の火力支援を実施します。
▲AH-1Sに続くようにUH-60JAもサイドドアに備え付けたドアガン(12.7mm重機関銃M2)で地上を支援。
▲突撃が成功し、敵陣地を完全に無力化。状況終了のラッパが吹奏され、模擬戦闘訓練が終了しました。
▲訓練終了後、81mm迫撃砲 L16を主要パーツごとに分解し、資機材を運搬する迫撃砲小隊の隊員。
▲89式5.56mm小銃と9mm機関拳銃を携行する隊員。午後の装備品展示に備えて、会場から撤収します。
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