装備資機材タクティカル・グローブ>ハッチ SOG-L 50

HATCH OPERATOR SHORTY TACTICAL SOG-L 50

HATCH(ハッチ)オペレーター ショーティー タクティカル グローブ SOG-L 50

ハッチ・コーポレーション

Hatch Corporation

Hatch Corporation(ハッチ・コーポレーション) 1967年に米国で創設されたハッチ・コーポレーションは、高品質で革新的なタクティカル・グローブの開発によって、 警察SWATなどロー・エンフォースメント(法執行関係機関)向けタクティカル・グローブの市場において、先駆的存在として世界的知名度を誇るメーカーに成長した。 今日、ハッチは大手プロテクティブ・ギアメーカーとして、世界各国のプロフェッショナルに愛用される良質なグローブやプロテクティブ・パッド、 タクティカル・フード(バラクラバ)、ギア・バッグなど軍・警察向けの各種デューティー・ギアに加え、工業用や医療用など民間市場向けのプロテクティブ・ギアを提供している。 これらの製品は、生命の危険に直面するタクティカル・ユースへ常に最高の保護性能と耐久性能を提供するため、高品質の材料と最新の技術を駆使して製造されている。 代表的製品であるグローブは、パトロールオフィサー向けのクラシックなデザインを有するレザーグローブや防寒用グローブ、ドライバー向けのドライビング・グローブ、 ライダー向けのライディング・グローブ、シューター向けのシューティング・グローブ、特殊部隊向けのタクティカル・グローブなど、 常に第一線のプロフェッショナルが求める様々なニーズに応じ、多種多様な製品群を展開している。 なお、ハッチは2003年に防弾装具メーカーを中心に複数の子会社を有するアーマー・ホールディングス(旧アメリカン・ボディー・アーマー)に買収され(同社も2007年に英国の大手軍需企業のBAEシステムズに買収される)、 2008年以降に米国の複数のタクティカル・ギア・メーカーを傘下に有するBAEシステムズ・プロダクツ・グループが、 既に系列企業であり、総合タクティカル・ギア・メーカーとして世界市場で高いブランド・ロイヤルティを誇っていた“サファリランド”に社名を統一したことから、 2017年時点ではサファリランド・グループの系列企業となっている。

ハッチ オペレーター タクティカル SOG-L 50

Hatch Operator Tactical SOG-L 50

米国の大手プロテクトギアメーカー“HATCH(ハッチ)”社製 の“オペレーター・タクティカル・グローブ SOG-L 50”。 オペレーター・タクティカル・グローブは、HATCHが製造する代表的なタクティカル・グローブ・シリーズのひとつであり、 屋内や市街地など 閉所空間における近接戦闘(CQB)を主要な任務とし、死の危険に直面する機会 の多いSWATの要望に応えて新開発 されたアサルトミッション(強襲作戦)用グローブだ。 “SOG-L 50”は、手首部分まで延長された袖口が特徴的な“SOG-L 100”のショーティーモデルである。 レザー(皮革)を用いた一般的なグローブに比較し、2倍以上の耐切創性を誇るアラミド繊維ケブラーを採用 した本体は、ガラス断片などの鋭利物に対して4度のカットテスト耐えるほか、摂氏427度の高温に耐える 耐燃性を有している。 また、耐摩擦性と防刃性に優れるカンガルーの皮革を採用したパーム(掌)部分には、 特殊な滑り止め加工である“Posi-Grip”が施され、武器や道具の使用に際して手の動きを妨げない。 さらに、ライフルやハンドガンなどのグリップ基部が当たる部分は厚手のレザーで補強され、ナックル部分 にも クッションパッド入りレザーが施されているほか、グローブ着用時には得られない微妙なトリガー フィーリングを要求するユーザーのために、人差し指部分は任意にカットしても解れないステッチ加工の 施されたカットリング が備わっている。これらCQBに対応した必要機能を備えるオペレーターグローブは、 爆発時に高温を発するスタングレネード、戸口破壊に用いる高性能プラスチック爆薬などを使用する ルームエントリー(屋内突入)作戦おいて、理想的 なタクティカルグローブとしての性能を有している。 製造販売が開始された2000年代以降、オペレーター・タクティカル・グローブは米国の警察SWATをはじめとして世界各国の軍・警察・PMC(民間軍事会社)所属の 各種タクティカルユーザーに使用されている。

HATCH(ハッチ)オペレーター ショーティー タクティカル グローブ SOG-L 50

▲左が同シリーズの“SOG-L 100”、右が“SOG-L 50”。短縮された袖口以外のデザインは全く同じだ。

警察SWAT装備